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シリーズ・パキスタンの人々その17

アターくん

アターくん、14歳、7年生です。

「僕の両親はペシャワール出身。パターンはフレンドリーな人が多いんだよ。」

彼の言う「パターン」とはパシュトゥーン人のこと。

パシュトゥーン人はアフガニスタンの中部・南部と
パキスタン北西部のハイバル・パフトゥンハー州やバローチスターン州、
連邦直轄部族地域(FATA)がルーツの誇り高き民族です。
言語はパシュトゥー語。

今はパキスタン全土に住んでいて
都市部に住んでいる人や学校を出た人ならウルドゥー語も話せます。

商才に長けた人が多いのかイスラマバードにも
裕福なパシュトゥーン人が沢山住んでいます。

「将来はお父さんみたいに外交官になりたいな」

もうすぐ一家でキルギスタンに赴任するそう。
新天地でも勉強がんばってね!
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