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ハラッパー遺跡

ハラッパ2

前回のモヘンジョダロと並んで、
インダス文明の遺跡として有名なハラッパー。
インダス文明といえばインドと思われる方も多いと思いますが、
実は遺跡が集中しているのはパキスタンなのです。

ハラッパー遺跡はラホールから車で約3時間、ムルタン焼きで
有名なムルタンに行く途中にあります。
ただ残念ながら、19世紀中頃にムルタンからラホールへの鉄道が
敷設された際、線路の敷石の代用としてハラッパ遺跡のレンガが
多数乱掘されたため、遺跡の破壊が急激に進んでいるのも事実。

そのため、
「ハラッパーは原っぱだった」

ハラッパは原っぱだった

と言う冗談を聞くほど、
モヘンジョダロ遺跡に比べれば整備もされてなく、
期待できないという前評判。
確かに入り口からはしばらく原っぱが続くのですが。。。
いやいや、立派な遺跡が十分残されています。

ハラッパ遺跡1
(煉瓦で覆われた排水溝跡。小路で区切られた家の跡なども)

ハラッパ遺跡5
(小さな家の跡)

ハラッパ遺跡4

ハラッパ遺跡3
(穀物倉跡。通風施設も備えられていたとか)

遺跡内には、小規模ながらも博物館が併設されており、
ここで発掘された2体の人骨も見られます。

上述した通り、鉄道工事のため遺跡の大量のレンガ紛失により、
もはや全体の復元が難しいとされているハラッパー遺跡。

人気のない古代遺跡を吹き抜ける風に、一層の寂寥感を
覚えますが、ここハラッパーに、確かにあったはずの文明の姿を
必ず見出すことができるでしょう。

***基本情報(2016年4月現在)***
外国人入館料:500RS(子どもは無料)
カメラ持ち込み可

なお、旅行に行かれる際は必ず外務省・海外安全情報及び在パキスタン日本国大使館
の情報を基に行動してください。
また、パキスタン政府が発行するNOC(No Objection Certificate:通行許可証)
必要な場合もありますのでご注意ください。


参考文献:『地球の歩き方・パキスタン('07-'08)』, 2007年, ダイヤモンド・ビッグ社 

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